障害者と企業がパートナーシップを築くためにできる事を考えてみた

スポンサーリンク

ヘレン・ケラーが、かつて呟いた美しい言葉があります。

一人で出来る事は小さい、皆さんが一緒にやれば大きなことを成し遂げられる

この格言は働くうえで、(相手)との強力なパートナーシップを構築します。ヘレン・ケラーが残した言葉は、障害があるなし関係なく生きる上で気づかされることが多いです。

僕は小さい頃から毎日のようにへこたれる様な出来事にうんざりしていました。一言で表現しづらい、とてもハードはものです。外に出て働くという事を考えると、働きたくても働けない状態に陥りやすい人だと思います。

僕が住まわせてもらっている地域の求人では、圧倒的に零細企業が多く、障害者雇用を頑張っている企業は少ない印象です。

法定雇用率という「障害者を採用すること」に重きが置かれがちな印象を受けました。法定雇用率が未達成になってしまうと、罰則が科せられるといった感じです。

中小企業側が、「人を雇う」というのはリスクがあります。一度採用すると、なかなかクビには出来ない、特に障害者を簡単にクビにすると、企業の評判を落とすようなキッカケになる可能性だってあります。

数年前から「揺れる経済」「分断される文化」呪文のように唱えられています。皆さん自分の事で精一杯、そのような雰囲気がより物事をややこしくする。余裕のない企業が増えていることは、分かっています。そんな中で、障害者の法定雇用率を満たさないというワケです。

その余力がない状態を変える力が試されていると、考える事も出来ます。

だから、地域社会に存在する一人ひとりの社会的責任が問われています。どんな人でもやりがいのある職場で働きたいものです。

障害者と健常者が共存するような取り組みがイマイチな日本

企業側に障害者雇用を広げたい気持ちがないわけではない。

実際にハローワークで障害者求職登録をしていくと、自分が想像していない程に数多くの求人を見つける事ができました。ただ僕の特性を考えると、出来ないことが多く、200件中、2件に応募しようと思うだけです。

ざっと、すべての求人を見た結果、求人票記載の賃金が最低賃金より、10円多かったり、50円多いぐらいでした。僕が、以前勤めていた時より安い印象です。

ハローワークの求人って、あきらかに人をなめたような・・って思ったことはないだろうか。

なぜこんなに賃金が低い条件なんでしょうか?ここからは想像なんですが、推測してみました。

■企業側の期待値が低い。

■賃金・労働条件の問題。

■職場の雰囲気・人間関係がより良く構築できていない。

■そもそも障害者を雇う金銭的な体力がない。

発達障害、精神障害、身体障害者などは働きたくても、まともな金銭を得て暮らせるような働き方が出来ない人も多いのが現状です。その中で働こうと、必死に奮闘した方が、職場で不適切な対応を受けたり、周りの方の理解不足が原因であることも考えられますよね。

僕はもう二度と引きこもりたくないから、3年ほどブラックな職場でも耐えられたけど、その後の反動でまた自宅に閉じこもる生活を送っていました。

これ程の悪循環はありません。

僕は発達障害の特性で、配慮がないとフルタイムで働くことが出来ません。きめ細かい作業を行っているときに何かの影響を受けて、集中力が切れると、取り戻すまで時間がかかります。音がうるさい環境は、耳栓が必須になります。短時間で新しい情報を記憶することが難しく、聞いた言葉の定着に難があります。

このように集団の中で、普通に働くことを考えると、困難が起きやすいです。

合理的配慮や典型的な障害者雇用を考える上で、地域社会への働きかけが必要になってくると思うんです。

募集や面接の知識、雇用への障壁を取り除く取り組みなど、志を同じくできるパートナーシップや数多くの提携は、障害者を雇う成功の鍵を握ります。

そう信じたいです。

お互いが助かる仕組みがあやふやというか、障害者側・企業側に課題あり

障害者雇用率を上げるという表向きいい響きな政策ですが、障害者を雇う側は、障害者を受け入れる働きやすい環境を作り上げるだけでなく、一から社員を育成していかなくてはなりません。

これって、結構大変だと思います。

雇用主は、何から手を付けてよいのか、迷いますよね。どのようにして、相手の配慮を受けて環境を改善するのか、そもそも予算内で実現できることなのか、可能な範囲で投資してみたいが、すぐに辞めないかという心配事もあるでしょう。

もちろん、障害者がある事を言い訳にしないで、改善出来ることを工夫して、企業側の配慮に応えながら努力をしなくてはなりません。当たり前を求めると、後で痛い目を見る可能性もあります。賃金を貰っている以上、時には我慢することも必要ですよね。

障害者側・企業側、双方の考え方にズレがあると、何も成し遂げられない状態になるんだと、思っています。

また、障害者の採用業務に携わる社員は、必死になって、障害とは?ということを考え、思考して理解していくと思うんです。そして、障害者を採用することに関して、混乱するかもしれません。イヤ、戸惑うかな、またこれから先、大変そうだと感じるかもしれません。

企業は積極的にこれらの従業員を募集する措置を講じているが、昔から取り組んでいる会社と違い、中小企業は、どこから始めれば分からないことがあります。

中小企業が取り組むべき課題を克服するための情報が少ないか、または知らないだけかもしれない。障害者団体などと、効果的なパートナーシップ結ぶべきなんでしょうね。

そもそも自分に障害があるという事を気づいた時に社会にもう一度、出たいが、一体どうすればよいのか、分からなかった。

見えなさ過ぎる社会構造もおかしいと、その時、思いました。世の中は不公平です、理不尽です。「あっちこっち」から不平不満が出てくる理由にお互いを理解して生きて行くために必要な努力や、取り組む姿勢が不足しているように感じます。

雇用主は、障害者を採用することに関して、障害者職業センターであったり、就労移行支向けの人材紹介・採用支援の企業てあったり、その辺のノウハウが集まる場所に赴いて、理解や認識を育んでいくと思います。それでも何か足りない部分や理解不足あるから、何年経っても中小企業の障害者雇用が進んでいない理由なのかもしれない。

僕が知りたい情報や、やってほしい事を一括に統合してほしいです。

■就職プログラムによって長期的に働いている人の成功例。

■独自の雇用や顧客サービスの情報提供。

■障害者のイベントや啓発活動。

■職業リハビリテーションや、障害者職業センターなどの雇用やトレーニングなど成果報告。

■ジョブコーチ、仕事の相談、研修、定期的なメンタルヘルスカウンセリング。

■ピアカウンセリング、自立生活技能訓練など、社会福祉の情報&紹介。

このようにさまざまな情報を共有することで、お互いに着実にステップを踏みやすい仕組みになっていくと思います。

それにより、障害者自身や、社員の障害者への理解や認識も変わってくるだろうし、会社側とそこで働く、従業員のコミットメントが高められと思うんです。

雇用主が受け入れる体制を、現場の社員ひとり、ふたり任せっきりしなくなる。お互いに支え合うことができるので、負担が少なくなりますよね。「あの人はこうだから」「同じ診断が付いているからこの人も似たような対応をしよう」そのような誤った判断も減る可能性だってあります。

雇用主や障害者側が、あらゆるノウハウや手段を選択できることによって、働きやすい環境になると思います。

僕が言いたいことは、難しい問題でしょうか?先進国の中で日本は借金が多く、福祉に回す予算が少ないことは十分理解しています。

でも、僕が尊敬するヘレン・ケラーは、このように言っていた事を思い出します。

私はひとりの人間に過ぎませんが、それでもひとりの人間です。
私は何でもできるわけではありませんが、それでもできることはあります。
私に出来ることは、喜んでやるつもりです。

できないことばかりに目線を向けるのではなく、大切なのは「できること」に思考をフル活用することではないでしょうか。

Pocket

スポンサーリンク

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA