視覚障害者をサポート「ホルス」ヘッドセットは人や周囲の状況を認識する

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日本では約32万人が視力障害や失明しているそうです。一言で視覚障害と言っても、障害の度合いによりさまざまな見え方がありますが、視界が失われると日常生活の中で困難を抱えます。

渡れない横断歩道、交通量の多い道路を渡ることが難しかったり、視野の中心が狭くなり文字が読めなくなったりします。

視覚的な情報を得られにくい状態をサポートする。視覚障害者向けウェアラブルデバイス「Horus(ホルス)」です。

イタリアのミラノにある小さな会社が開発した製品です。その開発秘話を意訳してみました。

大学からの帰宅途中に盲人の人と出会いました。彼は、バス停に行きたいけど、周りに助けを求める事ができなかった。通りかかる若者たちは無関心のまま誰も助ける事が無かった。

彼と会話をすると、弱視で物を上手く認識するが難しい人でした。彼は想像力をフル回転させて、建物のわきにある地図があることは理解できてもバス路線図が読めない問題がありました。

ほとんどの物は、音を発しないので、信号を渡るのも一苦労だと話してくれました。

その日、二人は画像処理技術やコンピュータビジョン技術を利用すれば視覚障害者の生活を向上させることができることに気づきました。これにより、ウェアラブルデバイス「Horus(ホルス)」が生まれました。

デバイスは横断歩道の縞のペイントなどの標識や交通信号を認識して、それを言葉に変えて骨伝導スピーカを通して状況について説明します。

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Horusはイヤフォンと2つの小型カメラを備えるヘッドセットです。目の位置にヘッドセット固定されます。Horusは2つのパーツで構成されておりますが、長いケーブルによって1つに拘束されています。

分かりやすく言うと、ミニPCです。NVIDIA Tegra K1の強力なグラフィック性能を活かした画像認識、192個コアGPUによる並列演算を持っており、高容量の充電で途中で使えないという心配もなさそうです。

ベルトなどに装着するスマホサイズの本体で構成。本体には画像処理を含むディープラーニング技術が組み込まれ、カメラが撮影した画像を人工知能エンジンが解釈、ユーザーである視覚障害者に向けてイヤフォンで各種の音声アドバイスを行なう。

ユーザーは、ヘッドセットのボタンとガジェットの機能を使用して、進行方向に障害物があれば通達してくれたり、行きたい場所のナビゲーションしてくれるそうです。

ホルスの機能

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■テキストを読むことができる。ソフトウェアはすぐにページ全体をキャプチャし、手に取った物品に印刷されている文字を読み、テキストを認識して本を読むこともできる。

■顔を認識ができる。登録してある知人の顔を認識して、近づいてくる人がなじみ人かそうでないかを知らせることができる。データベースに新しい顔を追加するには、数秒かかるそうです。

■3次元の知覚ができる。例えば、牛乳、豆乳、ジュース、大きさや形状を認識するだけでなく、種類を区別することが可能です。詳細をまとめて、音声アシスタントが説明してくれます。

■危険があれば警告してくれる。歩ている途中に障害物があり、緊急性の高いものだと警告音で知らせてくれます。

これは素晴らしいと感じた。特にホルスは状況を音声に変えて骨伝導スピーカを通して使用者に伝えます。環境音に左右されずにしっかり、音を聞くことができるだけでなく、聴力が弱い方でも使えます。

このガジェットの音声アシスタントは「英語、日本語、イタリア語」に対応しています。将来的に全世界の言語に対応するでしょう。これを付ければバス停を自力で見つけられるだけでなく、バス停に誰も居なくても時刻表が自分で確認し目的地につけますね。

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