ひきこもりの社会復帰は厳しい。不登校からそのまま青年期を過ぎたオッサンが本当に実感した瞬間を語ろう

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僕はある日、学校という空間に馴染めなくて、その日常を乗り越える力が足りなくて、人とうまく折り合えないくなり、いじめに耐えられなくなり、家に逃げ場を求め頻繁に不登校になったりしました。

己の過去を振り返ると、小さな頃から苦い思い出ばかりである。教室という空間にいるだけで耐えられなくなり、学校から抜け出し、公園で時間を潰していたのを鮮明に記憶しています。こんな事を毎日の様に繰り返していると、当然の様に先生や、親に叱責されます。学校では職員の休憩室で教師と二人っきりになり、なんでいなくなるの?眠いの?ちゃんとしなさいと説教がありました。家に帰ったら玄関で正座させられて、サボった事をガミガミ言われていました。

今なら救われていたかもしれないけど、当時はそんなセーフティなんてなかった。

10代だとハローワークの求人が中々ない、バイトもなかなか受からない

さて、不登校になり、ひきこもりに陥り、誰からも救われる事となくなく青年期を向かえてしまいました。後悔しているけど、今になって仕方ない事だと思っています。

ちなみに2005年頃からのお話しです。

18歳になり、いざ社会に出て働く意思を持ち行動するんだけど、とてつもなく厳しい道のりです。社会復帰は不可能ではないかもしれないが、間違いなく難しいと思う。なぜなら「面接に100回以上受けて落とされた」経験があるからです。派遣やバイトを含めてです。ハローワークも何度も足を運ぶが空面接ばかりでした。

それから、奇跡的に雇ってくれる人達と出会います。とても有難かったんですけど、今また考えるとブラックな会社でした。毎日の様に12時間ぐらい働かされて、休みなのに急に呼び出しがあったり、休みが3カ月ぐらいなかったことがあります。給料も時給から月額給与になっているし、計算した一時間500円以下で労働していました。

普通の感覚の人ならすぐにこんなブラックな会社辞めますよね。私は以前の様に厳しい社会の現実を体感しているので、簡単に辞めようという思考すらなかった。結果的にそこで、3年半ほど仕事をしていましたが、ある日やめてしまいました。

僕は、誰でも大小なり悩みを抱えて、クソッタれな仕事に耐えながら生活のために働いている事を理解しています。それでも仕事を辞めてしまいました。吐血して身体が上手く動かなくなったのです。

もう戻りたくない引きこもり生活へ逆戻りです。

仕事を辞めたくなかったが、身体の細胞一つ一つが、もうこれ以上は動くのは止めとけ!そんな風に警告していたのかもしれませんね。

それから今まで6年間、引きこもっています。もう後2年もすれば30歳になります。今はセーフティネットを活用して、社会復帰に向けて職業準備をしています。

特殊な道を選べるか、どうかで人生の起点が分かれる時もある

世の中には特殊な道で自分の能力を発揮し、引きこもって快適に過ごしている人もいます。

僕はそんな人たちを羨ましく思っている一人です。

あなたは、何かしらの能力はありますか?絵を描けるとか、空想してことを文字で表現できるとか、これが人より優れていると飯が食えます。

例えば20年引きこもっているけど、在宅でプログラミングをやっています。WEDデザインをやっています。それで稼いでいる人達が世の中にはいます。それも独学で学び、ネット上で仕事を取ってくる方たちです。本当に感銘を受けれる程、尊敬します。

仕事をこなせるレベルの技能を持ち、お金を稼ぐ素晴らしい人達を見ていると、学歴がすべてではないことが分かる一例でした。

さて、僕はどうだろうか?何か自慢できる事はあるだろうかと、考えると「詩集」を書く事が唯一無二の武器かもしれません。もちろん、お金になりませんし、実際に詩集で生活の糧を得るのは難しいと思います。

しかし、副収入はありますよ。ネットの収入は毎月だいたい平均して3万円です。4年でこの金額です。厳しいやる気がないと感じるでしょう。しかし、あの時、何もやらなかったら「0ゼロ」です。何も生まれないし、物事は上手く進みませんよね。

ひきこもった月日が長いとよく感じることがあります。何もしない状態は、何も変わり映えのない日常が過ぎ去り、老けていくだけです。

いざ、社会復帰を目指して何かしらの行動を取った時に何もしてこなかった。そんな自分自身に対して、怒りに満ちた苛立ちを感じます。そして、悲しくて、辛くて、逃げ出したい思いでいっぱいになります。年齢が高いことがハンディになるでしょう。

生きづらい困難があるのにバカみたいに頑張る必要はない

断固たる目標や意思があれば何事も上手くこなせる自信があっても物事が上手くいかない時もあり、思い描いていることに対して未だに能力を発揮できないか、自分の可能性を見出すことすらできない人もいるでしょう。

困難に遭遇しているのに気づかなかったり、見えづらかったりします。目が見えないのに知らない土地を歩くのはこんなですよね。もし、崖から転げ落ちて助かったとしても、大きな壁がそびえ立ち、壁がツルツルで引っかかりもない状態だったら、登れませんよね。

僕は、人より多くの事が出来ないことに嫌気を感じています。小さい頃から、そんなことも出来ないの?常識だよ。ねぇ人の話をしっかり聞こう!と言われ続けてきました。

僕の困難は、読み書きができない事ではありません。

人の言葉を聞いて、それをメモに書くことが難しいことです。聴覚過敏の影響でしっかり、音声を認識できない点があります。ショッピングモールやカフェで会話をすることが困難です。周りの会話を拾ったり、コーヒーメーカーの音に吸い込まれていきます。よく相手のお話しを聞き取れないということは、仕事上だとミスにつながりますし、友人関係で何か話がかみあわない状況になると心底きついです。誰一人僕の困難に周りは気づきません。人の声が聴きづらいだけで、もちろん、人混みや生活音が少ない状況だと、聞き取ることができます。

また自分の状況を思考をフル活用しても説明できない場合があります。

僕は、十代の頃、この世界が怖くてたまらなかった。恐怖に支配されると、黙ります。会話の途中に喋れなくなります。「はい」と返事をするぐらいの時もあります。

急な用事を頼まれるとパニックに陥ります。私の視界も視線も境界線の彼方へ向かいます。

こうなると、昔の様に安全地帯へ逃げ出したくなる気持ちで心が満たされていきます。自室に引きこもると、この恐怖が和らぎました。履歴書にブランクがある理由だったりします。

そんな事でもストレスになるの?はい!そうです。

■仕事中に雑談が多すぎると、頼むから黙って手を動かして欲しいと何度も思う。

■子供の頃から相変わらず、集団のコミュニケーションを強いられる事が嫌い。飲み会うんざり。

■的確な指示がないと動かない人間かもしれない。勝手に自分のマニュアルを作りどうにかした。

■長い説明や指示を口頭であいまいに伝えられると、頭がフリーズしちゃいますよ。

いろいろ挙げたら切りがないぐらい他にも困難な事が沢山あります。自分が嫌いになってくるので、これ以上書けないと言うのが、本音です。

こんな私を雇ってくれるところは少ないと思います。問題は二つあります。

社会的に生きにくい状態を隠して、生きていかなければいけないという制限が生まれます。

一見、外見的に成熟した大人の雰囲気を持ち合わせていてもそれは、偽りの姿だったりします。

出来ないことを隠して必死にやっていてもいつか、必ずボロが出てきて、それが頻繁に起きたら仕事上では笑いごとでは済まされなくなりますよね。

こういう人を社会は途中ですべてを投げ出したクズ野郎として、ひきこもりの僕を見ていると思います。

会社はお金を生み出すために社員に働いてもらい稼いでもらい。利益を上げることを望んでいます。そのことを考えると、僕の存在は無に等しいはずです。

僕の内心は感情豊かで、知識や頭の鋭さが素晴らしかったとしても、社会は仕事に就く事を許さないだろうし、見ようとしないと思います。そもそもあなたにかまう時間もないだろうと言われるのがオチです。

自助努力ではどうにもならない部分を支援してもらう

やる気の問題だと、言われたらグーの根もでない。そんな厳しい社会ですが、以前と比べて社会の受け入れ態勢は良くなっているかもしれません。

誰かに相談して、自分の人生を歩めればいいですが、自助努力では上手く行かない。もっと本格的に解決したいときは、専門機関に相談するといいですよ。

実際に僕は、27歳の時に複数の関係機関との連携で解決を図る県の機関に相談に行って、3回程面談を行い。その後、病院を紹介されて「自閉症スペクトラム」という診断を受けました。その結果を受けて、最終的に地域障害者職業センターを紹介されて、通っています。

正直に言って、相談に言ったり、社会ともう一度関わるのは怖いです、というか恐怖です。何年も引きこもりの状態だと、初めて行く場所というのは、とても緊張するだろうし不安になりますね。こんな私、僕の話でも分かってくれるだろうか、そもそも受け入れてくれるだろうか、場違いなところではないかと?考えてしまいがちですが、気にしない事です。実際に僕は相談に行った時に声も小さかったですし、顔の表情や姿勢も虚ろ気味だったと思います。とりあえず、誰かに助けてもらうようにしましょう。つらい時にひとりでがんばろうとしなくていいだ。そう思えるように感じていただけたら、大丈夫です。

そうでなかったら、他の場所に相談に行きましょう。

あなたが困っていることがある。なんだか社会が怖い、恐怖心があるなど、ひとりで考え込まずに相談する事をお勧めします。

■通っている学校に「スクールカウンセラー」「心理相談員」「学校心理士」が在中しているそうです。

■カウンセリングセンターは、お金がかかりますが、登校拒否・不登校などの悩みが相談できる場所です。

■青少年自立援助センター相談してみる。金銭面や距離的にしんどいので、あきらめました。

■精神科、心療内科を受診してみる。お医者さんや病院自体が福祉の情報を持っていれば紹介してくれますよ。

■あなたが住んでいる地域名で「子ども・若者総合相談センター」と検索すると社会生活の自立に向けた支援が受けれます。

僕の学生の頃には、なかった制度が沢山あるんです。また困難を抱えている方の認知が進んでいるようで、相談できる場所が増えているように思います。

メール相談や電話相談から始めるてみてはいかがでしょうか。ちなみに僕はメールで困難ことや悩みを3000文字にまとめて返信しました。(一週間ぐらい文章を書いていた)

電話で相談なんて、出来ない。じゃあメールなら出来る。このように無理のない方法から始める事が、一番だと思うんです。

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